
ニューオリンズと共に 2(仮)長編現代小説[40代お酒好きママの挑戦]
※1話後半少し見直ししましたので、よろしければ再度チェックお願いします。ニューオリンズと共に 2(仮)長編現代小説[40代お酒好きママの挑戦]しかし、平…
40歳の小説家♪40代突入を記念して、新しい事にチャレンジしたくて、小説を書いています!素敵な編集者『雨』様と巡り会えた事で、初めての作品についてはとてもおすすめな作品に仕上がりました。頭の中にはまだまだ、たくさんのイメージがあり、もっとたくさんの小説を書いて、将来子供達が自慢の母としてお友達に紹介してくれる事を夢見ています。
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ニューオリンズと共に 1(仮)長編現代小説[40代お酒好きママの挑戦]アメリカのルイジアナ州、ニューオリンズは、ジャズの発祥の地とされて…
数十年後。 たくさんのバラに囲まれた大きな家に、一人のおばあさんが住んでいた。彼女の名前はエマ。このバラは、ともに歩んできた愛しい夫、ルイが大切に育てて…
エマがルイと一緒に暮らし始めて、早いものでもう二年が経とうとしていた。二人で世話をしていることもあり、家を囲むバラは生き生きとしている。カミーユと、ルイの祖母の…
エマがルイの家にきてから、何人もがこの家に訪れるようになっていた。「素敵な家ね」「ん。バラのいい香りがする」セナも、幸代とともにエマに会…
『カイルさんへ——お久しぶりです。住所を知らなかったのですが、どうしても報告したいことがあったので、セナさんにお願いしてお手紙を届けていただきました。カイルさん…
時刻は夕方。まだ誰も人のいない薄暗い店内で、幸代は黒いソファに背を預けて座っていた。そして思い出したようにテーブルに置いてあった封筒に手を伸ばすと、ペーパーナイ…
「あなた、エマちゃんからまたお手紙が来たわ!」「ん」ポストに入っていた可愛らしい封筒。差出人を見れば、もう三年も前に日本を旅立ったエマの名前が綴られ…
ルイと暮らし始めてから、エマはお世話になった人たちに少しずつ手紙を書いて送っていた。一人一人を想って絵を描き、そして見つけたお墓の写真も入れて、自分が無事に…
「どうぞ」「あ、ありがとう」差し出されたのはホットミルク。湯冷めをしないようにと言ったルイの手元にも、同じようにホットミルクが握られていた。一口飲み…