仮想通貨のマイニング市場に続々と参入する国内大手企業
2018年に入ってから、国内企業のマイニング市場参入が目立っていますね。
DMMやGMOなどのネット関連事業大手が率先して参入しているのですが、今後もこの流れは続くのかもしれませんね。
DMMやGMOなどは、仮想通貨取引所サービスも提供しているので、これらと上手く連動するかたちで、サービスを拡充してくれればと期待しています。
現在のマイニング市場について触れておくと、規制が続く中国のマイニングプールが、市場を独占している状態です。
マイニングプールというのは、多数のマイナーを集めて、共同でマイニングをするサービスです。
中国は、元々仮想通貨のマイニングに向いている国で、それは安い電力を最大限に活用できるからです。
特にPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を導入しているビットコインなどは、純粋な計算量(資本力)の競争になりやすいので、中国が圧倒的に有利だったんです。
しかし、中国や韓国をはじめ、世界中で仮想通貨のルールづくりが急ピッチで進められています。
その結果次第では、マイニング市場のシェアに大きな変動が発生するかもしれませんね。
日本は、世界的に見ても電力が高いようで、国内でマイニングするのは不利といわれていました。
しかし、DMMやGMOなどは、確かな勝算を持って、マイニング市場に飛び込んでいくようです。
特にDMMなんかは、将来的に世界のマイニングファームのトップ3に入る規模での運営を計画しているようで、本当に実現すれば凄いことですね。
個人的には、DMMやGMOなどが個人でも気軽に参加できるマイニングプールもしくは、それに相当するようなサービスを提供してくれれば面白いのではないかと思います。
国内企業の参入からもわかるように、マイニング市場は資本力のある企業の独壇場なので、今から個人で参入するのは相当厳しいのかもしれませんね。マイニングに特化したASICを買うだけでも、10万円以上の出費が必要なんです。
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