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カンパリからキュラソーまで!リキュールのカクテルで40代女性のリフレッシュに役立てよう!
いろいろなお酒に甘味や苦み、香りや色を加えたリキュール。
原料によってフルーツ系、ハーブ、スパイス系、ナッツ系、その他に分けられます。
いくつかの例外はありますが、そのまま飲むことはなく、カクテルの風味づけに加えたり、カクテルのベースに使ったりします。
リキュールは種類が多く、カクテル作りが楽しくなってくるとあれもこれも欲しくなりますが、一度に使う量がそんなに多くないうえ、変質しやすいものもあるので、頻繁に使うもの以外はミニボトルを用意するのがおすすめです。
本来リキュールは蒸留酒に手を加えたものを指しますが、日本では醸造酒も含まれ、糖度が2度以上あるものをリキュールと呼んでいます。カンパリオレンジ、カンパリソーダで有名なカンパリは、欧米ではリキュールに含まれませんが、日本ではリキュールとして扱われます。
鮮やかな紅色に程よい苦みと甘さがあり、ビターリキュールとして世界中で愛用されているカンパリは、イタリアで開発されましたが、製法や原料は秘密にされています。
リキュールの中では珍しくそのまま飲むこともあり、アペリティフ(食前酒)としても好まれています。
キュラソーは、オレンジの皮を香りの主原料としたフルーツ系リキュールの代表格で、カクテルによく使われます。
ホワイトキュラソー、オレンジキュラソー、ブルーキュラソー、グリーンキュラソー、レッドキュラソーがあり、ホワイトキュラソーは、フランスのコアントロー社のものが有名です。
キュラソーの他にフルーツ系で人気があるのは、ストロベリーリキュール、ピーチリキュール、フランポワーズリキュール、メロンリキュール、クレームドカシスなどです。
ハーブ系リキュールの筆頭はカンパリですが、日本のお茶をイメージしたグリーンティリキュール、菫色が美しいパルフェタムール、リキュールの女王シャルトリューズのイエロー、清涼感があるペパーミントも使いやすく、おすすめです。
ナッツ系ではアーモンドの香りがするイタリア産のアマレット、チョコレートのような風味のクレームドカカオ、コーヒーの味と香りのコーヒーリキュールも人気があります。
ナッツ系のリキュールはディジェスティフ(食後酒)におすすめです。アイスクリームにかけてデザートにするのもいいですね。
女性向けのリキュールベースのカクテルレシピ
華やかなカクテルには欠かせないリキュール。ほんのちょっとでカクテルの性格を左右します。フィズにして立ち上る泡の美しさを楽しむのもいいですね。
女性好みの甘く飲みやすいものも多いです。フルボトルのリキュールを使い切るのは家庭では結構大変なので、女子会やホームパーティを開いてもいいですね。
リキュールベースのカクテルは、ヴォッカやジン、ラム、テキーラ、ウィスキーをベースにしたカクテルよりアルコール度数は低めです。色もきれいなので、おしゃれにカクテルを楽しみたいシーンにぴったりです。
カンパリオレンジの基本のレシピ
カンパリのほろ苦さとオレンジジュースの香りと甘さ、鮮やかなオレンジ色が人気の秘密です。
お酒に強い人はカンパリを多めにし、オレンジキュラソーを加えてもいいです。オレンジの代わりにグレープフルーツジュースを使えば、色鮮やかで苦味が強いカクテルになります。
フルートグラスやコリンズグラスなど、トールタイプのグラスに氷を入れ、カンパリ30~45mlとオレンジジュースを注ぎます。軽くステアしてください。
*カンパリオレンジアレンジ
グラスに氷とカンパリを入れたら半分までオレンジジュースを注ぎ、炭酸水で満たします。カンパリオレンジとカンパリソーダのミックスですね。
オレンジジュースの半分をレモンジュースに変えると、酸味がきいた爽快なカクテルになります。いろいろな種類の柑橘系フルーツジュースで試してみてください。
*オリジナルカンパリカクテル
タンブラーに氷を入れ、カンパリとキリンレモン(スプライトでも)を注ぎ、スダチ1/6とミントの葉5~6枚を入れて1回だけステアします。カンパリを使ったモスコミュールもどき。赤と緑が印象的なカクテルです。
スプモーニの基本のレシピ
カンパリオレンジのオレンジジュースをグレープフルーツジュースに変え、トニックウォーターを加えると、イタリア語で「泡立つ」という意味のスプモーニというカクテルになります。
トニックウォーターのほろ苦さがカンパリとよく合います。カンパリオレンジより一層鮮やかできれいなカクテルですが、見た目と違って苦み走った渋い味わいです。
トールタイプのグラスに氷を入れ、カンパリ20mlとグレープフルーツジュース20mlを順に注ぎ、トニックウォーターで満たし、軽くステアします。
アメリカーノの基本のレシピ
カンパリとスウィートベルモット、イタリアの特産品を組み合わせた、アペリティフとして人気の高いカクテルです。
ベルモットは白ワインにブランデーを加え、ニガヨモギなどで風味をつけたフレーバーワインです。イタリア産のスウィートベルモットとフランス産のドライベルモットがあります。
スウィートベルモットはマンハッタンに、ドライベルモットはマティーニに使われます。
タンブラーに氷を入れ、カンパリ30mlとスウィートベルモット30mlを入れ、ソーダで満たします。炭酸が飛ばないように軽くステアします。
ドライジンとカンパリ、スウィートベルモットを同量、氷を入れたオールドファッションドグラスに注いで軽くステアするとネグローニというカクテルになります。
カルーアミルクの基本のレシピ
コーヒーリキュールを使った、アイスコーヒーのようなカクテルです。シュガーシロップを加えて甘くしてもいいですよ。お酒に強い人はコーヒーリキュールと牛乳の分量を反対にしてください。コーヒーリキュールはカルーアがおすすめです。
オールドファッションドグラスに氷を入れ、カルーア20mlを入れて牛乳を40ml注ぎます。軽くステアします。カルーアに温めたミルクを注いでホットカクテルにするのもいいですよ。
*オリジナルカルーアミルク
コリンズグラスに氷を入れ、カルーア20mlとアマレット5mlを加え、ブラックコーヒーを注いで軽くステアし、生クリームをフロートします。生クリームの代わりにバニラアイスをのせてデザートカクテルにするのもおすすめです。
フィズの基本のレシピ
ベースのお酒にジュースやシロップを加えてシェイクし、炭酸水で割ったカクテルをフィズといいます。色のバリエーションが豊富なリキュールを使えば、カラフルなフィズが作れます。
好みのリキュール40mlにレモンジュース15mlとシロップ5mlを加えてシェイクし、氷を入れたフルートタイプのシャンパングラスかコリンズグラスに注ぎ、炭酸水で満たします。
*オリジナルフィズ
きれいなフィズは女子会やホームパーティで注目の的になること間違いなしです。
ピーチリキュールにオレンジジュースとシュガーシロップを加えてシェイクし、炭酸水をアップします。
ピーチリキュール、クランベリージュース、グレナデンシロップの組み合わせもすっきりとしていておすすめです。クランベリージュースの代わりにレモンジュースでも美味しいです。
ストロベリーリキュール、レモンジュース、グレナデンシロップで真っ赤なフィズになります。風味は変わりますが、ストロベリーリキュールの代わりに、ホワイトキュラソーに赤い色を着色したレッドキュラソーを使ってもいいですよ。
緑茶にグリーンティリキュールとシロップを加えてもいいですし、甘味のついている市販のジュースを使うなら、シロップは必要ありません。
炭酸飲料にリキュールを加えるだけのなんちゃってフィズも簡単でいいですよ。おすすめはカルピスソーダです。
どんなリキュールとも相性がいいので、いろいろ試してみてください。リキュールはたくさん種類があるので迷うかもしれませんが、ジュースの原料と合わせると失敗が少ないですし、ホワイトキュラソーならオールマイティです。
ジュースが甘すぎるようならビターズを数的加えると味が引き締まります。
かき氷にリキュールをかけるのも手軽でいいですね。メロンリキュール、ストロベリーリキュール、ピーチリキュール、クレームドカシス、コーヒーリキュールも美味しです。
きれいな色に魅かれて子どもが口にしないように気を付けてくださいね。
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