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ウォッカベースのカクテルで誰にも負けないパーティを演出!初心者でもオシャレにウォッカカクテルレシピ
いろんなバリエーションのカクテルを楽しみたい、そんなときにおすすめのベースがウォッカです。
ウォッカは、小麦やライ麦、トウモロコシなどの穀類を原料とし、蒸留後、白樺の炭などの活性炭でろ過します。ジャガイモを原料としたウォッカもあります。
以前は、生産地がロシアと東欧諸国に限られていましたが、ロシア革命をきっかけに製法が欧米にも伝わり、とくにアメリカでは禁酒法の解禁と相まってウォッカが大量に生産され、いろいろなフルーツジュースと混ぜたカクテルが大流行しました。
初心者でもオシャレに見せる、ウォッカの特徴
無味無臭ですっきりとした口当たりのウォッカは、ほかの材料とのなじみがよく、ほぼオールマイティに活躍します。
アルコール度数は40度前後のものが主流ですが、強いお酒が苦手な人は、35度以下のマイルドタイプを選ぶといいですよ。
強い個性を持たないウォッカは、シェイクでもステアでもブレンドでも楽しめます。
最近人気があるモヒートは、グラスに直接作り込むビルドタイプのカクテルです。伝統的なレシピではシェイクで作るカクテルも、最近は手軽さからビルドで作られることもあります。
どんな素材もしっかりと受け止めてくれるウォッカ。
好みのフルーツジュースを割るだけで、簡単にカクテルになります。女性に人気のスクリュードライバーはウォッカとオレンジジュースで作るオレンジ色のきれいなカクテル。
口当たりがいいのですいすい飲んでしまいますが、スクリュードライバーの別名はレディキラー。飲みやすいわりにアルコール度数は高いので気をつけてくださいね。
誰にも負けないオリジナルなパーティを演出!ウォッカベースのカクテルレシピ
ジンのお株を奪う勢いでカクテルの世界に広がったウォッカ。ジンベースのカクテルをウォッカに置き換えたレシピもたくさんあります。
反対に、ウォッカベースをジンに置き換えたレシピもあって、カクテルの柔軟さ、可能性の広がりを感じさせます。
ウォッカベースのカクテルといえば有名なものがいくつもあります。ソルティドッグやブラッディ・メアリは、飲んだことはなくても名前を聞いたことはあるでしょう。
ウォッカは冷やせば冷やすほど甘味が出て美味しくなります。アルコール度数の高いお酒は凍りませんから、スペースに余裕があれば、冷凍庫に入れておくことをおすすめします。
スクリュードライバーの基本のレシピ
オレンジの甘さにキレのいいウォッカの組み合わせはお酒を飲みなれない人でも虜にしてしまうほど魅力的です。
でも、かわいらしい見た目に似つかわしくないスクリュードライバー(ねじ回し)という名前の由来は、油田で働いていたアメリカ人が、ウォッカとオレンジジュースを混ぜて飲む際、マドラーの代わりにスクリュードライバーを使っていたからだとか。
女子会やパーティでも人気のカクテルですが、結構荒っぽい飲み物だったようです。
タンブラーかコリンズグラスに氷を入れ、好みの量のウォッカとオレンジジュースを注いでステアします。
ウォッカもオレンジジュースもよく冷やしておきましょう。ウォッカの量でアルコールの強さが変わります。1:1~1:2の範囲で、お好みに合わせて作ってください。
ソルティドッグの基本のレシピ
「Salty dog」とは、イギリスで船の甲板員を意味するスラングです。
いつも海の潮風を浴びているので塩っぽいせいでそう呼ばれます。「しょっぱい奴」、そんな名前を持つこのカクテルは、グラスの縁に塩をまぶすスノースタイルカクテルとして有名です。
オールドファッションドグラスの縁にレモンをこすりつけ、塩の入ったお皿に逆さに伏せます。
グラスを起こして大きめの氷を入れ、ウォッカ45mlを注ぎます。グレープフルーツジュースをグラスの8分目まで注ぎ、軽くステアします。
ブラッディ・メアリの基本のレシピ
「血まみれのメアリ」は、新教徒を迫害したイギリスのメアリ女王のあだ名です。トマトジュースを使った赤いカクテルが血をイメージさせることからこの名前がつきました。
ウスターソースやタバスコを加える個性的なカクテルですが、ウスターソースは必ずLEA&PERRINSを使ってください。日本のウスターソースで作っても、本来の美味しさは味わえません。
・タンブラーに大きめの氷を入れ、ウォッカ45mlを注ぎます。トマトジュースで満たし、レモンスライスを浮かべます。マドラーの代わりにセロリスティックを差し、好みでウスターソース、タバスコを加えステアします。
ブラックルシアンの基本のレシピ
スクリュードライバーと並んで女性に人気のある甘いカクテル。
すっきりした口当たりのカクテルが多いウォッカベースには珍しい、濃厚な味わいが魅力です。仕上げにフレッシュクリームをフロートすると、ホワイトルシアンになります。
オールドファッションドグラスに氷を入れ、ウォッカ45mlとコーヒーリキュール(カルーア)15mlを注ぎ、ステアします。
ウォッカベースオンリーワンなオリジナルカクテル
ウォッカはどんな素材とも相性がいいので、アレンジは無限です。レシピのジュースを好きなものに変えて楽しんでください。
スクリュードライバーのオレンジジュースをレモンジュースに変えるだけでも立派にアレンジカクテルの出来上がりです。
レモンジュースのほか、ライムジュース、ブルーベリージュース、スイカジュース、キウイジュース、メロンジュース、イチゴジュース、クランベリージュースなど、思いつく限りのフルーツジュースを試してみてください。
ミックスしてもいいですし、炭酸を加えても。
スイカジュースの青臭さが気になるときは、レモンジュースやライムジュースをミックスするといいですよ。アセロラドリンク、CCレモン、ファンタ、コーラ、ジンジャエールなどもおすすめです。
ハーブやフルーツをブレンドしたフレーバーティにウォッカを加えるホットカクテルもいいですね。シロップで甘味をつけてもいいですが、ジャムでもいいですよ。
お手軽ウォッカベースフローズンカクテルの作り方
溶けやすいので手早く作りましょう。
好みの味のガリガリ君(市販のアイス)を砕いてグラスに入れ、冷凍庫でキンキンに冷やしたウォッカを注ぎます。どの味のガリガリ君でも美味しいです。
アイスだと好みの別れるコーンポタージュやナポリタンも捨てたもんじゃないですよ。
女子会でおすすめのウォッカベースオリジナルカクテル
女子会にはやっぱりフルーツジュースと合わせた飲みやすいカクテルがおすすめです。
ウォッカの量を少なめにしてアルコール度数を下げれば、いろいろな種類のカクテルを楽しめますよ。思いつきでミックスしたフルーツジュースがミラクルを生み出すかも。
ウォッカとアセロラドリンク、レモンジュースを同量合わせたビタミンカクテルは爽快な飲み心地。
ウォッカ、パイナップルジュース、グレープフルーツジュースは甘くて飲みやすいですし、パイナップルジュースをクランベリージュースに変えればかわいいピンクのカクテルになります。
食後酒におすすめのウォッカベースオリジナルカクテル
甘く濃厚なブラックルシアンは食後酒の代表格。でもアルコール度数は高いので、飲みやすくアレンジしてみました。
オールドファッションドグラスに大きめの氷を入れ、濃い目のアイスコーヒーを半分まで注ぎます。
ウォッカ30mlとコーヒーリキュール10mlを加えて軽くステアします。バニラアイスをのせ、削ったチョコレートを飾ります。
二日酔いの朝に
ブラッディ・メアリのウォッカ抜きは、バージンメアリというノンアルコールカクテルで、ちょっと飲み過ぎた日の翌朝におすすめです。
氷を入れたクラスかタンブラーにトマトジュースを注いでレモンを添え、ウスターソースとタバスコを加えます。レモンジュースを大さじ1ほど加えてもいいです。
トマトジュースとレモンは冷たく冷やしておくと飲みやすいです。あればミントの葉を飾って。
最後に ウォッカは変化自在
スクリュードライバーをジンで作るとオレンジブロッサム、ブラッディ・メアリをジンで作るとブラッディ・サム、テキーラならストローハット。ブラックルシアンをブランディで作ればダーティマザー、テキーラにすればブレーブブル。
ウォッカを違うお酒に置き換えるとまた違った名前のカクテルになります。逆に言えば、ウォッカどのカクテルのベースにもなれるということです。
このように、ウォッカはとても懐の深いお酒。ロックでもストレートでも美味しいですし、応用範囲が広いので、カクテルに興味を持ったら、手に取ってみるといいですよ。
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