Contents
- 1 色を使う英語独特の表現に使う海外での色のイメージ
- 2 色を使う英語独特の表現
- 2.1 ・once in a blue moon (ワンス イン ア ブルー ムーン)
- 2.2 ・blue blood(貴族・王族の血統)(ブルーブラッド)
- 2.3 ・white lie(悪意のない嘘)(ホワイトライ)
- 2.4 ・a white elephant(無用の長物)(ア ホワイト エレファント)
- 2.5 ・white as a sheet(真っ青な)(ホワイト アズ ア シート)
- 2.6 ・black sheep(やっかい者)(ブラック シープ)
- 2.7 ・black out(失神する、意識を失う)(ブラックアウト)
- 2.8 ・black day(最悪の日)(ブラックデイ)
- 2.9 ・red-handed(現行犯で)(ブルーブラッド)
- 2.10 ・red eye(夜行便)(レッドアイ)
- 2.11 ・give the green light(ゴーサインを出す)(ギヴ ザ グリーン ライト)
- 2.12 ・yellow journalism(扇情的ジャーナリズム、誇張して伝える報道)(イエロージャーナリズム)
- 2.13 色を使った慣用句は他にもたくさんありますのでぜひ楽しんでください!
色を使う英語独特の表現に使う海外での色のイメージ
英語の慣用句に使う色にはイメージがあります。
これをなんとなく覚えておくと知らない慣用句が出てきてもイメージで多少わかりますので覚えておきましょう。
日本語でも、良いイメージ・悪いイメージのパターンがありますので見ていると面白いですよ。
下記以外にも、勿論意味はありますので、いろいろ調べてみてくださいね。
・英語の慣用句 青
良いイメージ : 希望、優秀
悪いイメージ : わいせつ、憂鬱
・英語の慣用句 赤
良いイメージ : 愛、情熱、革命
悪いイメージ : 赤字、血
・英語の慣用句 紫
良いイメージ : 高貴、豪華
悪いイメージ : 仰々しい、俗悪
・英語の慣用句 緑
良いイメージ : 活気、歓喜
悪いイメージ : 未熟、嫉妬
・英語の慣用句 黄
悪いイメージ : 裏切り、卑怯、臆病
・英語の慣用句 ピンク
良いイメージ : 健康、活力
色を使う英語独特の表現
英語には色を使う独特の表現や慣用句、決まり文句があります。今日はそれらを紹介します。
・once in a blue moon (ワンス イン ア ブルー ムーン)
Once in a blue moonは、直訳するとある青い月の時に、というような表現になります。
「青い月の時」とはいつのことを指しているのでしょうか?
諸説ありますが、一つ目は、ごくまれに大気中の塵の影響で月が青く見える現象が起こる。そのことを指しているようです。ちなみに天文学や気象学では、blue moonの定義はないそうです。
二つ目は、満月になるのは、ほぼ1か月1回なのですが、まれに1か月に2回あり、この2回目の満月のことをblue moonというそう。
このblue moonがあらわれる頻度は非常に少なく、2~3年に1度です。
つまり、Once in a blue moon(ある青い月の時)は、「たまにしか起きないめずらしいこと、めったにないこと」を表しているのです。
ということで、めったに起こらないことに対して使われるこの表現。ぜひ覚えておきたいものです。
・blue blood(貴族・王族の血統)(ブルーブラッド)
※スペイン語が語源で、スペインにもともと住んでいた「純血」の人たちの肌が白く、青い静脈が見えていたことからきています。「純血のスペイン人」を守っている格式ある血統の人という意味から、貴族や王族の家柄のことをいいます。
・white lie(悪意のない嘘)(ホワイトライ)
※直訳は「白い嘘」です。白は日本語と似ていて「純白」「純粋」というイメージがあります。
・a white elephant(無用の長物)(ア ホワイト エレファント)
※直訳は「白い象」です。タイなどでは、昔敵対する相手に神聖なものであった白い象を相手に贈ることがあったそうです。神聖なもののため粗末にはできない上、大きい動物なのでえさ代など維持費がかかり破綻してしまうことを目論んで贈っていたことからこの慣用句ができたといわれています。
・white as a sheet(真っ青な)(ホワイト アズ ア シート)
※直訳は「シーツのように白い」という意味です。日本語では真っ青と表現するので青い顔になるイメージが強いですが、顔面蒼白という言葉もありますよね。青白くなる「白」の部分が英語では強調されています。
・black sheep(やっかい者)(ブラック シープ)
※白い羊と比べ、黒い羊の毛は価値が低く染めることもできなかったためやっかい者の例えとして使われるようになりました。
・black out(失神する、意識を失う)(ブラックアウト)
※目の前が真っ白になると日本語では言いますが、英語では黒を使います。
・black day(最悪の日)(ブラックデイ)
※黒は白の反対で「悪いこと」のイメージがある色です。Black Monday「ブラックマンデー」は1987年10月19日に株が大暴落した日のことです。
・red-handed(現行犯で)(ブルーブラッド)
※手に血がついている状態という意味から転じて、事件を起こしたその場の現行犯で逮捕するという意味で使われます。
・red eye(夜行便)(レッドアイ)
※直訳は「赤い目」です。夜行便に乗るとあまり寝つけず、目が赤くなって寝不足になるということからきている表現です。
・give the green light(ゴーサインを出す)(ギヴ ザ グリーン ライト)
※日本語では「青信号」といいますが、英語では「緑」を使います。日本でも、実際の信号は「緑」に見えますね。日本語では緑も青の一部と表現しますが、英語は緑は、そのまま緑と表現します。
・yellow journalism(扇情的ジャーナリズム、誇張して伝える報道)(イエロージャーナリズム)
※日本語でも「イエロージャーナリズム」という表現があります。
色を使った慣用句は他にもたくさんありますのでぜひ楽しんでください!
有名な歌手の歌詞の中に見つけることもできますから、挑戦してみてくださいね!
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